種や葉に注意

少量の摂取であれば、猫にリンゴを与えたとしても問題はありません。飼っている猫がいつも食べているエサに飽きてしまっているときに、少量のリンゴをすりおろすなどしたものを加えてみると、珍しがって食いつきが良くなってくれるような場合もあるでしょう。ただし、与える場合には種や葉に注意が必要です。市販のリンゴに葉が付いているようなことはないため、普通は間違って与えてしまうようなことはありません。ただし、種を食べてしまうということは十分に起こり得る問題です。

なぜリンゴの葉や種に気をつけないといけないのかといいますと、青酸配糖体という物質が含まれているためです。猫にとってこの物質は有害であり、虚脱、けいれん、呼吸困難などの症状が出現し、最悪の場合には命を落としてしまうことにもなりかねません。なお、青酸配糖体はリンゴのほかにモモ、さくらんぼ、アーモンドなどの葉や種にも含まれているため注意が必要です。

家で飼い猫にリンゴを与える場合には、過剰摂取だけでなく間違って種を食べてしまうことがないよう、実の部分だけを少し与えてあげることが大切です。もしも間違って種を食べてしまった場合には、症状が出現していなくても動物病院へ連れて行くことが、飼っている猫の命を守るためには大切といえるでしょう。